赤い糸

赤い糸

男「……」
猫「ほう、この糸を追ってここまで辿り着いたか」
男「……」
猫「何が貴様をそうさせるのだ。執念か?」
男「……」
猫「何も言わぬか。それも良かろう」
男「……」
猫「だが、語らずとも私には分かる」
男「……」
猫「そう、これは定めのようなものだ」
男「……」
猫「そして、これは例えるならば運命の赤い糸」
男「……」
猫「この必然たる出会い、神の考えは読めぬが、真におもしろい」
男「……」
猫「さて、この奇妙な出会いに、お主は如何する? 何を望む?」
男「……」
猫「……」
男「……」
猫「……」
男「俺のセーターをズタズタにしたのはお前か?」
猫「はいそうです、すいませんごめんなさい、あっ、まって、叩かないで、やめてやめて」
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テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

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稲田 新太郎

Author:稲田 新太郎
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